(2) 部下にとっての効果、位置づけとは
ボスマネジメントによって期待できる効果を、部下の立場からみてみます。
組織に属する場合、トップでない限り上司が存在します。
自分と仕事のスタイルが同じような上司もいれば、全く異なるという
上司もいるでしょう。
上司は部下の管理、育成する立場ですので、上司の存在は、
部下である自分の仕事にとってとても大きな影響を及ぼすものです。
上司との相性に左右されずどんな上司であってもベストな仕事ができる
能力が身につけば、部下にとってこれほど強い武器はありません。
上司に依存する受身な姿勢から、能動的な姿勢へ転換する。
上司に対抗する独立的な姿勢から、組織の成果を目指した
協働する姿勢へ転換する。
こうすることで、部下自身の仕事に対するコントロール感がアップし、
自分の行動によって仕事をマネジメントすることが可能になります。
これはどんな組織でも発揮することができるポータブルな能力です。
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